10杯の300gより、1杯のキロアップ

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秋イカシーズン真っ盛りです。秋イカは「数釣り」ができるシーズンと言われています。数釣りは楽しいことは楽しいのですが、私としては率直に言うと、300g前後までの数釣りはあまり興味がありません。申し訳ありませんが、紆余曲折を経て固まった、私の考えです。500g以上の数釣りなら興味はそこそこあります。

 

しかし、秋にキロアップばかり釣れるわけでもありませんし、400g、500g、600g・・・と釣れれば嬉しいのですが、できることなら、日向灘に絶対にいるであろうキロアップを毎月釣りたい。できることならです。難しいのは100も承知。それでも目標に向けて努力します。

 

数釣りは、されたい人がされたらいいと思います。秋の数釣りは、どなたでもしますし、できない人でも練習すればできるようになります。1日の中でランガンして、いくつもの釣り場にて合計で数十杯のイカを釣ることを否定はしませんが、私はしないと思います(付き添いですることはあるかもしれません)。常に、なるべく、その場所で1番デカいイカを釣りたいです(この考えは重見さんの影響が大きいです)。どういう風にエギングするかは自由です。秋にイカを沢山釣って嬉しい人はすればいいし、したくない人はしないでいいと思います。

 

でも、キロアップを1日で5杯も10杯も数釣りするのはやってみたい(笑)。そういう釣りを年中したいと考えています。難しくても、できるか分からなくてもやってみるんです。エギングの常識・セオリーから外れててもいです。釣りって、個人で楽しむものだし、自分自身が楽しいと思える釣りをします。私は、秋にキロアップが釣れそうなら釣りたいですよ。

 

だって、いつも通ってる地磯では、ちょくちょくデカイカを見てますもの。いるところにはいるんですよ、きっと。デカイカがいるなら釣りたいって思うのがエギンガーではないですか?なぜか分かりませんが、春じゃなくても、こっちはデカイカがいるんです。

 

私は何も、数百グラムの子イカは一切釣りたくないと言ってるわけではありません。ただ、昨年、今年とイカ釣りを一生懸命してきた経験上、小さいイカほどイージーに釣れます。大きいイカほど釣るのは難しいです。人間は簡単なものには飽きがきます。難しいチャレンジほど時に楽しいものです。

 

私は自身の考えを他者には押し付けませんし、私と釣行をともにしてくださる方に対して、「ちまちま、子イカの数釣りなんか、やってるんじゃねえよ!常にキロアップを目指せよ!」と思ったり、強制したりは一切ありませんので(笑)、その点はご安心ください。まずは秋の子イカを沢山釣って、エギングを楽しみましょう。そして少しずつステップアップしていく中で、サイズアップを目指しましょう。それに応じて、大きいイカを釣るための方法など、私の経験の範囲で助言させていただきます。