エギングがうまくなるにはどうすればいいか?パート4

エギングが上手くなりたい
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私がエギングを10年以上ぶりに再開した2021年の1月4日、釣行をともにした友人がいました。その友人の名前は「Yちゃん」です。その時、Yちゃんは、「エギング上手くなりたい!イカが釣りたい!」と、すごくやる気満々でした。

 

私もYちゃんと同様に「イカ釣りたいね~。300gでも釣れたら嬉しいわ」と話してました。当時の2人のエギング技術の差は、さほど無かったです。

 

あれから2年と10か月ほど経過しましたが、この2年と10か月で、私はイカを大小全部合わせて250杯から300杯近く釣りました。そのうち、キロアップは9杯釣ってます。Yちゃんはおそらく通算で10杯も釣ってないでしょう。Yちゃん単独の釣行もあるかもしれないので正確には分かりませんが、ほとんど釣ってないと思います(イカを釣ったら嬉しくて必ず連絡してくるはずなので)。

 

Yちゃんは、いつしか私と釣行をしなくなり、現在はエギング自体もほとんどしていないようです。なぜYちゃんが、エギングからすっかり離れてしまったか?を、彼との数回の釣行から推察すると、「イカが釣れないから面白くない。エギが根がかりして失くしてお金がもったいない。ラインとリーダーの結束が面倒」のようです。

 

Yちゃんとのエギング技術の差は、かなり開きました。今秋、Yちゃんが私に連絡してきて、「エギング行こうよ」とでも言ってくるかと待ってましたが何も連絡してきません。秋イカシーズンなのに何も音沙汰無しです。

 

余談はこれくらいにして。エギングが上手くなるにはどうすればいいか?

 

たくさん海に行って真剣にエギングする。単純なことですが、何度も何度も海に通うといいです。個人的にはナイトエギングは勧めませんが、やりたかったらご自由にどうぞとお伝えします。そして、少し釣果が出てきてエギングが分かってきたと感じ始めたら、夜間のエギングを減らして、日中の釣れにくそうな時間帯や潮回りでのエギングを増やすといいです。

 

ナイトエギングでは、ばんばん大きいのを釣るのに、デイエギングではさっぱり釣れない(子イカなら釣れるけど)という方がいるはずです。そんな状態に陥ると、その方はやがて、ナイトエギングがほとんどになります(ナイトエギング98パーセント、デイ2パーセントみたいな)。それが悪いわけではありませんが、デイエギングでデカイカを釣るという醍醐味と楽しさを本当に捨て去っていいのですか?難しいことにあえてチャレンジすることでのご自身の更なるスキル向上、スケールアップ、バージョンアップをアナタは自ら放棄するのかい?と私は問いたい。いや、それで良いのだ。いつ釣ろうが俺の勝手だと言うなら、これ以上、私は何も言いません。ちなみに私はデイが95パーセント、暗闇(早朝)が5パーセントです(夜間はゼロです)。デイでもそこそこ釣れます。「デイはイカはあまり釣れない」は私からすると詭弁でしかありません。「日中、イカが釣れない人」は日中、イカがどこにいるか知らないから釣れないのです。それと、ナイトエギングは言うならば、ほぼほぼ、「ブラインド」の釣りですから、やはりデイである程度、イカの習性や動きや諸々を経験してないと(継続してデイエギングしていないと)、相乗効果は出ないと思います。

本気でエギングが上手くなりたかったら、釣りにくいコンディションや場所、釣れにくい潮回りでエギングするといいです。そんな釣りにくいタイミングでは、なかなか釣れないかもしれないけど、そんな悪条件での釣行にて、10回に1回ぐらいの割合で釣れるかもしれません。

 

これを繰り返しつつ、あまりにイカが釣れない期間が長く続くと、「どうしてもイカを釣りたくなる」と思うので、たまには気分転換で釣りやすいタイミング、場所を選んで確実にイカを仕留める。それで満足したら、釣りにくいコンディションや場所、釣れにくい潮回りでエギングする。この繰り返しを私はやってます。主に土日は早朝からエギングに行けるので、キロアップや良型を釣ってるのは土日が多いと思います。ただ、稀に日中にキロアップや良型が出ることもありました。

 

ちょうど今現在が日中、釣れにくい潮回りだと思ってますが、それでも日中エギングしに行きます。エギンガーどころか、釣り人自体が見渡す範囲で全くいなかったりしますが、釣れにくい時に釣ると自信に繋がります。

 

あともう1つ。できることなら地磯でのエギングに挑戦してみて慣れるといいです。地磯でのエギングに慣れると、日中の防波堤でのエギングが非常にイージーに感じるようになります。その理由は色々ありますが、1つ挙げると、「ラインが見やすくなる」ことが挙げられます。地磯でのエギングは日中でもラインがあまり見えないことがあります。そんな中、地磯エギングにて、ラインの変化でアタリを取る訓練を沢山していれば、防波堤でのエギングでのラインの見やすいこと、この上ありません。

 

地磯でのエギングも、防波堤と比較すれば、「釣りにくい場所でのエギング」に該当します。防波堤でのエギングはお手軽ですし釣れる時はたくさん釣れますし足場も良くて楽しいのですが、本当に上手くなりたいなら、あえて逆境に身を置くことも無駄には決してならず、必ずプラスに作用します。