一般的に大きなイカは警戒心が強いと言われます。が、中には警戒心が弱い大きなイカもいるように感じます。
昨日、1.3キロのイカが釣れました。私から見ると、このイカ、警戒心は全くと言っていいほど感じられなかったです(笑)。エギをキャストして1投目、着底後、居食いでエギをガジガジやり、エギから離れないままで10秒前後、経過し、そのまま私に釣り上げられました。カンナにきちんとかかってなく、横抱きしている状態でした。エギはボロボロになって戻ってきました。新品のエギ王Kを投げましたが、戻ってきたときはこんな状態でした。
明らかに、エギを、「獲物」と認識してガジガジやってます。「もしや、これは獲物とは違うのでは?人間の罠では?」という警戒心が感じられません。1月16日の午前9時15分に釣れました。冬の日中に警戒心が全く感じられないキロアップのイカがいたのは確かです。
昨日の1.3キロも含めて、過去に5杯のキロアップを釣ってますが、その5杯とも警戒心が強かったな~という印象が全く無いです。
書籍やネット上の情報にある、大きなイカは警戒心が強いは、「全てウソ」とまでは言いませんが、「その時のイカによる」のではと感じてます。その時のイカの心理状況です。
警戒心があまり無い大きなイカに対しては、「警戒心が強いから、こういう釣り方をしよう」というやり方が当てはまらないかもしれないと考え始めました。
大きなイカほど、時として、「俺って強いぜ!今まで負けたことは1度もない!どんな魚でもすぐに捕まえるぞ!」という慢心、心のスキが生まれるのではと思います(笑)。そんな油断した大きなイカなら、案外、釣るのは難しくないのではと思います。あくまでも私なりの考えです。
小さいイカほど、「自身の未熟さ、弱さ」を理解していて、未知のエギへの好奇心と同時に警戒心もそこそこあるのではと思います。ただ、小さいイカは人間の子どもと同じで、警戒心よりも好奇心や興味関心のほうが勝るのではと思います。また、生まれて時間が経過していないイカほど、「経験」が少ないのでリスク回避能力も低いと思われます。
大きなイカは経験は豊富でリスクを察知する能力もあれど、慣れや、毎日同じ日々の繰り返しにより(笑)、「慢心、油断」も生じるのではと思います。
コメント
やすさん、僕もその考えに同意です。
アオリイカ自体は、本来的には獰猛な性質だと言われてますので、お腹が減って餌を探している時には、意外に簡単にエギを抱くように感じます。要するに、図体のデカくなった新子の状態です。北陸の釣り場ですと、11月とか12月はそんな感じです。
あと、春になり、産卵のために沖から藻場に差してきたばかりの個体も同じように簡単にエギを抱くような気がします。地元の釣り場で、親アオリのサイトフィッシングをやると、それがよく解ります。
それが産卵行動に入ると、一時的に捕食に興味がなくなり、エギに反応無くなります。多くの釣り人もエギを繰り返し投げるから、擦れてきて、簡単にエギを見破る感じです。
また、数回に分けて行われる産卵の1回が終わらせたと思われる個体は、元気が無くなるのか、たまたま抱くのを見ることが出来た個体の話ですが、抱き方がゆっくりと緩慢な抱き方をするような気がしてます。エギも見慣れてるので、朝夕の薄暗い時しかエギに反応しなくなったりします。
僕のイメージだとこんな感じです。
なるほど、勉強になります。そのイカの状態(空腹度や、その時点でのすべきことの有無)による感じでしょうか。1キロ台のイカに限りますが、釣れる時はあっさり釣れる感じがします。2キロ、3キロも同じ感じなのかなと予想してます。今後、2キロ、3キロに遭遇できるよう頑張ります。いつもありがとうございます。