本来ブログとはこういうものです

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「インターネットの黎明期」について、色々な意見や定義があると思いますが、私にとっては2000年台前半になります。1990年台後半、「メール」というものを、どこそこで耳にするようになりました。「メール?手紙のことでしょ?いちいち紙に文章、書いて送る手紙が便利なの?」という程度の認識でした。その後、その認識が誤りだと気付きました。

 

当時使用していた携帯電話(デジタルツーカー)で、当時付き合っていた彼女とたわいもないやり取りをしたのが、私にとっての「メール」の始まり。その最中、会社の先輩から、「アメリカに住んでいる美女とメール始めたぞ!」など驚くようなことを聞かされたり、女性社員の方から、「インターネットで●●を買った」とか、「北海道に住んでる人と友達になった(その方のホームページを通して)」などの話を聞くことがありました。すべては「インターネット」が絡んでいました。

 

インターネット。私が初めて、まともにインターネットの世界に触れたのは確か2000年の頃でした。当時、実家住まいでしたが、親父が新しもの好きで実家にネット回線を通したのが始まりでした。おそらく実家のある町内の中で1番の速さで、ネット回線を契約したのが我が実家でした(実家は結構な田舎にあります)。

 

そして、親父からレクチャーを受けて、すぐにネットの世界に飛び込んでいきましたが、当初は「サイトを閲覧する」だけでした。また、当時はホームページ(ウェブサイト)自体がネット上にそこまで多くなかったです。今ほど雑多に星の数ほどサイトが存在するという感じではなかったです。それでも、色々な分野のサイトを覗いては、「いろんな人が好き勝手にサイトを出している。面白いな~」と思ったものです。

 

ネット上に自身の場所を作って(ウェブサイトでもブログでも何でも)、そこから情報を発信して、その情報に食いつく人と仲良くなる。ネット上に自身の仕事場(店)を開いて、商品情報を発信して、その商品を探している人、欲しい人にネットを介して販売する。

 

ネットを使って趣味も楽しめるし、仕事もできる。田舎に住んでいながら、世界を相手に仕事するのも不可能ではない。田舎に住みながら気の合う友達も探せる。ネットを使えば、自身のしたいことが全てできる。しかもスゴイ速さで。ネットを使わずに自身と合う人を探したり、世界を相手に仕事するなんて、かなり難しい。

 

インターネットとは本当にスゴイぞ!と私が本当に気付いたのが2002年頃でした。その後、2003年頃から、近い将来を見越してブログ活動を開始しました。「今のうちからブログに慣れておこう。将来、自分はおそらくネットを使って仕事をするようになる。その時までにブログを使いこなせるようになろう」という意識で、独立開業のためにブログ活動を始めました。当時はたわいもない、どうでもいいことを必死にブログに書いていました。全ては自身のためです。大袈裟な言い方をすれば自身の人生のためです。

 

その後、当初の目的をかなえました(ネットを使って、とある仕事を始める)。その仕事が10年以上続き、家族を養えるくらいに収入もあるなんて。そして、一般の方よりもエギングに行ける回数が多い生活ができています。

 

今、こうやってブログ記事を書いてますが、一応はエギングブログとは言え、言いたいこと、書きたいことを遠慮なく書くのが(書けるのが)、私が思う本来のブログです。また、ブログで広告のクリック数稼いで、小金を稼ぐとか、アフィリエイトとか、そういう金儲けブログは、大体がブログの内容自体が面白くありません。そんな面白くないブログで稼げるわけないだろうと、私はいつも思ってます。

 

ユーチューブチャンネルにしろ、色々なSNSにしろ、そのコンテンツをやってる人が、心からSNSを楽しんで、真剣にやってれば、自然に利用者、閲覧者は増えるのです。「再生数を稼ごう(お金を少しでも稼ぎたい)」という意識でやるチャンネルは、あまり面白くないですし、大体が長く続かないです。

 

時々、「ユーチューブチャンネルしないのですか?」と聞かれますが、私が本気で全精力を傾けて動画を編集して発信すれば、間違いなく、エギング部門で人気チャンネルになると思います(笑)。そのくらいのノウハウやビジョンはあります。ただ、そのノウハウを形にできるスキルが私は今のところありませんし、本業で手一杯です。

 

また、「動画を撮る、編集するをやってくれる人を、毎回の釣行(平日、週末全て)にお供させる」という点がかなり難しいです(自分でやれと言われそうです 笑)。

 

もし、そこがクリアできれば、エギングチャンネルをやる可能性はあります。動画撮影のことを考えながらエギングしたり、ちゃんと撮れてるかな~と気にしながらエギングするのは集中できない気がします(慣れなんでしょうか?)。

 

ゴープロなどを買うくらい何ともないのですが、「動画撮影に付随する予期せぬ面倒ごとが起きた場合、その際の釣行がパアになっても我慢できるか?」という、自身の心構えが問われる気がします。釣行回数は多いのですが、1回の釣行時間はそこまで長くありませんので(長くても3時間、4時間とか)。

 

だから、私ではなく、誰かが動画撮ってくれたほうが助かります。編集もして欲しいです。報酬はちゃんとあげますが、そんなにたくさんは出せません(笑)。相場はいくらか分かりませんが、やるからには完成度の高い動画を出したいです。

 

こういうことを書いて、問い合わせフォームから、「私で良ければ動画撮影します」みたいな方から反応があったらスゴイな~。ブログの使い方って、こういうことだと思います。

 

動画については「絶対に嫌だ」ではありません。「自身の納得いくものを出せるなら、やってもいい。出せないならしない」という感じです。動画で儲けようとはまったく思いません。こだわるのは、「動画のクオリティ、付加価値」です。「釣果(撮れ高)」ではありません。

 

「釣果(撮れ高)が良いチャンネルが人気が出る」と勘違いしているエギングチャンネルが多そうなので、そこが狙い目だと思ってます。