キロオーバーのアオリイカを釣った男の記録と考察
1.1キロのイカが釣れた11月28日(日曜日)の潮について
●11月28日(日曜日) 小潮 ※払い出しの潮で釣りやすい
● 干潮 午前6時40分ぐらい(おおよその時刻です)
● 満潮 午後13時59分ぐらい(おおよその時刻です)
● 釣行時間 午前6時30分から午前7時30分までの1時間
● 釣行場所 延岡の某地磯(水深10メートルぐらいと思います)
● 1.1キロのイカを釣った時刻 午前7時20分(干潮から40分後)
私が今日のポイント(地磯)に着いたのが午前6時30分ぐらいです。そして、「午前7時30分ぐらいまでの1時間だけ、エギングしよう」と決めてました(朝8時30分までに家に帰らないといけない用事があったため)。1.1キロのイカが釣れたのが午前7時20分頃でした。
なぜ、中潮や大潮でなく、小潮の干潮時刻あたりに釣行したのか?
漁港の堤防などでエギングするなら満潮前後が釣れやすいなど経験がありますが、地磯の場合、「干潮じゃないと徒歩で行けない場所」もありますし、「潮が引いてる時間帯でも、場所によっては普通に釣れる」ことを実感していました。また小潮の干潮あたりなら、いくら日曜の早朝とは言え、「目的の釣り場ポイントに先行者がいる可能性は低い(だから釣りやすい、釣れやすい)」という魂胆もありました。土日の早朝に中潮、大潮、満潮前後が重なると、どこの釣り場も釣り客が多いです。
釣行時のタックルについて
11月28日のタックルについては下記です。
●ロッド アレス LESTER 夢墨ボロン 800L
●リール ヴァンキッシュ2500S ※ハンドルはリブレのFV 45-50 シングルハンドルに交換(ノブはフィーノ+)
●PEライン デュエル HARDCORE X8 PRO 0.6号 オレンジ
●リーダー デュエル HARDCORE エギング LEADER 2.5号
※PEとリーダーの結束はサージェンスノット(6回巻き)
●スナップ カルティバ クイックスナップ 2号
●ヒットエギ エギ王K 3.5号 ノーマル オレンジ ケイムラボディ(オラオラマンゴー)
当日の海の状況など
地磯に着くと、お1人、近辺の別の磯で釣りをされてる先客がいました(エギングをされてました)。地磯では北の風が吹いてたのでラッキーでした。沖に向かって投げると追い風になるからです。そして今日は、波もあまり無い。エギ王K3.5号を付けて、夢墨ボロン800Lでキャストすると、追い風に乗って、かなり飛距離が出ました。横風も無いので、エギの落下地点から立ち位置まで、ほぼ真っすぐにラインが張ります(これもラッキーでした。釣りやすいからです)。
エギの着水後はリールのベールを開けて、完全にフリーでラインを出していきました。時折、ラインがスムーズに出ないので、左手でラインを引っ張り出しながら、とにかく、なるべく遠くのボトムに沈めようと意識しました。
一通り、ラインを出して、ラインと海面のふちのところが引っ張られなくなってから、しゃくりを開始しました。シャクリの感触がえらく重いです。そしてシャクリのあと、ラインがピンと引っ張られる感じがあります。いい感じの潮です。潮がこちらに向かってくるのではなく、向こうに流れているのがわかりました。
今日は秋イカ狙いのような素早いシャクリ、ダートをするつもりは最初からありません。底のほうでのんびり過ごしているであろう大きめのイカを想定して(800g前後など)、「春イカ狙い」みたいな気持ちで(でも春イカほどスローでもなく)、ボトムをゆったり誘うことを心がけました。
キャスト後、エギを着底させて(水深10メートル前後でしょうか)、2度ほど、軽くしゃくったのち、左指をラインにかけていると、すぐにテンションが強まったり、そのテンションが、スッと軽くなったりしました。また、ラインをピンと弾く感触が何度もあったりと、かなり頻繁に「イカらしき生命反応」があるので、「間違いなくイカはいるな」と確信しました。
そして2度目の軽いシャクリのあと、テンションフォールで待っていると(左指はライン)、数秒後にラインにテンションがかかってグ~っと重くなったように感じたので(目視ではラインの変化はほとんど無し)、聞き合わせ的に、ロッドをあげて合わせてみると、根がかりのような重みが乗りました。根がかりかもしれないけど、イカかもと思いつつロッドを曲げてリールをどんどん巻きました。
あまりに重い感触なので、一瞬、「根がかりだろう?」と半信半疑でしたが、その直後からグイグイとラインが引っ張られ始めたので、「きたよ!」と心の中で叫びました。
そのあとは無我夢中でリールを巻きました。やはりと言うべきなのか、ロッドのパワーがあるせいなのか、ほとんど強引にイカを寄せてくることができました。ただ、遠投した先のボトムあたりでイカをかけたため海面に出るまで時間がかかりました。
この日、ギャフは持ってきていませんでしたが、「この場所ならギャフが無くても大丈夫」という考えが最初からありました。立ち位置のすぐ左横は海面までデコボコした斜面になっていて、そこからイカを上げることができそうでした。左横の斜面を降りていき、右手でロッドを持って、ラインにテンションをかけつつ、イカをゆっくり左に寄せて、左手がラインに届くところまできました。左手でPEラインの先に繋がっているリーダーを持ち、手の甲に3度ほど巻き付けてから、ゆっくりイカを持ち上げました。
取り込みは上手くできました。
コメント
エギング歴4年目
キロアップは1.35kgが1杯のみの自分も、
聞き合せから体感800g以上の重み感触を感じた瞬間、心の中のマイスター川上が「OK!!きたよ!!」と叫びました(笑)
やっぱりキロ超えると、皆さん「きたよ!!」ってなるようで安心です
コメントありがとうございます。
私はキロ超えなくても、「きたよ!」と言ってしまいます。きたよ!の前に「OK!」が自然に言えるように精進します。