台風一過、久々のエギングです。午前9時ぐらいから10時30分ぐらいまで、場所はいつもの地磯です。
今日の目的は「イカを釣ること」ではなく、「海の様子を見に行く」ことでした。地磯に着くと、波は1メートルぐらいで穏やかな海でした。少し濁りはありますが、エギングはどうにかできそうです。
台風後なので、イカはいないだろうと思いつつ一投目。7月末に1.25キロを釣ったあたりにキャストしました。エギはエギ王ライブシャロー3.5号オラオラマンゴーです。水深は5メートル前後です。天気は快晴なので、イカがいたとしたら、あまり浮いてないだろうと推測して、中層から底付近まで沈めました。デカイカ狙いでもないのですが、まあ300gぐらいが釣れたらいいな~という気持ちです。
シャクリをゆっくり開始して、カーブフォールを10秒近く待って、シャクリを繰り返します。2度目の、ゆっくりなシャクリのあと、ラインを凝視していると、一瞬、ラインが真っすぐになったあと、ゆっくり引っ張られるように見えたので(毎回、半信半疑です)、素早く合わせてみると、あの重さが乗って、ラインがジージー出始めました(ドラグがゆるめでした)。時刻は午前9時頃です。途中、ドラグを少し締めました。
あれ?釣れちゃった?一投目なんだけど・・・と驚きました。台風直後でも、いるところ、いるタイミングなら、イカはいるんだなと勉強になりました。
疑いの気持ちから、「海藻釣ったかも」とも考えましたが、「いや、この手応えはイカだ」と確信しました。
ロッドに伝わる手応えでは300gから400gぐらいだろうと思ってましたが、イカが見えてくると、「700近くある!」と驚きました。おそらくレスターホープを使っていた時の感覚が残っているのだと思います。レスターホープでイカを釣ると、600ぐらいのイカがキロアップに感じられる時がありました(笑)。
そして、またまた驚いたのが、背後に忍び寄るデカイカが見えた時です。かかってるイカの倍以上の大きさです。推定1キロ200から500弱ぐらいのイカが、かけたイカを追尾して、立ち位置から3メートルほどまで来てます。こういう追尾がある場合、かかっているイカを素早く取り込んで、エギを素早く投げれば、追尾してきたイカも釣れる可能性があるのは知ってました(エギングファイルで学びました)。
それをやろうと思ったのですが、エギにかかっているイカが700ぐらいに見えたので、抜き上げは少し怖いなと思い、またギャフの準備に手間取ってしまいました。かかっているイカは確実に取りたかったので、キロ超えのイカにかまっている余裕はあまり無かったです。このタイミングで誰か同行者がいたら、追尾してきたデカイカを釣ってもらえたかもな~と少し残念に思いました。
久々に、700あるか無いかの、そこそこのイカが釣れたのは嬉しかったです(自宅で計測して640gでした)。全く期待していない時ほど、あっさり釣れたりするものですね。メスでしたが、イカにお礼を言って、いただきました。夢墨トルザイト RV 800Lで、初めて、そこそこサイズのイカを釣りました。
今日はヴァンキッシュのスプールをノーマルに戻して、ハンドルをリブレのモノアームにしてみました。軽快でいい感じでした。今日の釣行では、チビイカ、子イカは全く見かけなかったです。秋イカらしい300g前後の数釣りができるようになるまで、もう少しかかりそうです。