結論から先に申し上げます。本日5月1日の午前10時30分頃、ホームグラウンドのいつもの地磯で3キロ(3005g)、エギングで釣りました。エギはタイブレイカー3.5号ピンククリアUVブルーです。
釣行について
タックルについて
最近は修行、修行、修行と、とにかく修行に明け暮れてました。「釣果は二の次」と自身に言い聞かせつつも、「今日は(修行は後回しで)狙おう」と決めていたのが昨日5月1日でした(天気が曇りだったのも幸いしたかもしれません)。個人的には4月25日前後から5月前半までの間、いつ出ても不思議ではないと思ってました。
4月26日と4月28日に釣行した際、釣れませんでしたが、イカの気配は薄々感じていたので(4月26日は特に)、他の方に釣られてなければ、まだ残っているのではと釣行を重ねていたら、昨日、出たといった感じです。3キロが出るとは全く思ってませんでした。2キロ前後は出るかもとは思ってました。それと、ここ最近の師匠からのご指導が功を奏し、良いサイズを釣ることができたと思ってます。師匠からの助言が無かったら、このような結果は出てなかったです。
春イカ時期は特に(当たり前かもしれませんが)、毎回の釣行ごとにPEラインのチェックとリーダーの結束やり直しをします。ラインとリーダーにダメージや損傷が無いように見えても必ず結束しなおしてます。不意の大物がヒットした際、ダメージが残るラインだったら切れる可能性がありますので。数少ないヒットの際にライン切れでは悔しすぎます。
イカを釣った際について。磯に着いてのち、冬場によく釣れていた水深7メートル、水深10メートルのポイントでエギングしてましたがアタリが全くありません。「やはりシャローかな?」と考えて、少し移動して水深3メートル前後のポイントにてエギングを再開しました。その一投目でした。エギはシャローでの定番タイブレイカーです。
水深は深くて3メートルくらい。沈み根が点在していて根がかりに注意です。目視で多少、沈み根は見えますので、根にエギとラインが当たらないように、それでいて、あまり根から離れすぎないように(表層ばかりにならないように)エギを動かします。24秒のフォールでボトムあたりに沈みますが、24秒まで待たず、最初に20秒ほどフォールさせました。
その後、最近やってるシャクリ(自称マッスルジャーク)を小刻みに繰り返します。フォールさせてマッスルジャーク、フォールさせてマッスルジャークを3回目のあと、エギのフォールを待っていると(ラインを見てカウントしてます)、カウント数秒後くらいでラインが動かない(海中に入っていかない)ことに気付きました。半信半疑ですがいつも通り素早く合わせるとロッドに大きな衝撃が伝わり、合わせた右手が止まりました。
「根がかり?」と一瞬思った直後からグイグイとロッドが引っ張られたのでイカだと気付きました。そして右手でロッドを強く握り大きくロッドをあおると悲鳴をあげるようなドラグ音が鳴り始めました。とは言え、マッスルジャークは基本的にドラグは強めなので、強烈なドラグ音はその後、止まり、今度はロッドを大きくブチ曲げるようなトルクある引きが何度も続きます。それでもビーストスナイパー806のパワーで難なくしのげました。
頭の中は、「ほぼゴリ巻きで行く。かかりどころは分からないけど、ばれたらしょうがない。かなり大きそうだけどビーストスナイパーのお陰でけっこう楽」と考えてました。
立ち位置付近までイカを寄せるのも難なくでした。ギャフをかけようとするとジェット噴射が繰り返され、そのたびにドラグが少し出ますが、ビーストスナイパー806の曲がりで上手にいなします。そして右手でギャフをかけて(その時はロッドは左手で持つ)、イカを磯の上に置きました。その時、ようやく、「えらいな大物だ(ウソだろ)」と実感が湧きました。
これまでに釣ったイカの最大が1.76キロでしたが、そのサイズ感をゆうに超える圧巻のサイズ。「2キロ・・・2キロ以上ある。2.5とかか?」と思いつつ、自身の釣ったイカの姿に呆然自失の状態でした。
「もう帰ろう。もういい。もう十分」と我に返り、その後、すぐに帰りました。持参していた燃えないゴミの袋にイカを入れて、先ほどのヒットシーンを頭の中で振り返りつつ帰路につきました。
自宅にてタニタのスケールで重さを計るとエラーが出ました(3キロ以上は計れないスケール)。デジタル体重計で計ると3.1キロでした。近いうちに3キロ以上でも計れるスケールを買いますので、その後、再度、イカの重さを計測します。胴長は正確な計測ではありませんが43㎝前後かと思います。ジップロックでは到底、入らないサイズです。
