実践で得たエギング定義

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夏イカは活性が高いので、まあ~面白いです。こちらがいくら南国宮崎とは言え、冬になると(12月後半ぐらいから)少し釣りにくくなります。今のイカの活性が高いうちにエギングを楽しみます。秋イカも面白いのですが、活性が高い良型を狙うなら「今」です。アオリイカの産卵は春(4月、5月、6月)とは限りません。

 

夏イカはシャローが狙い目など確かに言いますが、私としては「シャロー(水深3メートル前後)だと、傾向として少しサイズが下がる」と感じているので、ちょっと深いところ(水深5メートル前後~)を狙っています。ただ、夜間やマズメの時間帯は、かなり浅いところにも500g以上のイカが入ってくるので、その時間帯や、その時間帯のあとを狙うなら、水深3メートル前後から、もっと浅いシャローでも全然良いと思います。

 

海の濁りについて。「濁ってて釣れない」など、エギングで言われたりします。その濁り方にもよりますが、私の場合、「濁ってて釣れないね~」と感じた釣行日は、ここ数年の合計200回近くの釣行で、5回ぐらいしかないです(いずれも台風や高波で大荒れのあと)。海が大荒れした直後の砂や泥での濁りは釣れにくいと思いますが、それ以外の多少の濁りは、普段より、ほとんど気にしませんし、イカがいれば海が多少濁ってようとも釣れます!台風が過ぎ去って、2日目ぐらいの濁りが少し残っている状態でも釣れたりします。

 

※当ブログにて、「この日は濁っているせいか釣れなかった」など一度も書いたことがありません(笑)。私は釣れない理由として、「濁り」は、ほとんど挙げないし考えないです。その日、釣れない理由は、そこに釣れるイカ(エギにアタックするイカ)がいないのが1番の要因だと思ってます。釣れるイカがいれば、多少の濁りでも釣れます。濁りを気にするよりは、ポイントの良しあしや、潮位や釣行のタイミングを分析して次に活かしたほうがいいと思ってます。

 

昨年の釣行時(7月末)の画像を掲載します。この釣行時に日中、1.25キロを釣ってます。明らかに濁っていますが、この日は1.25キロを筆頭に3杯が釣れました。海の濁りは大荒れのあと以外は、あまり気にしなくていいと思います(やすさん理論です)。海が澄んでいるから釣れて、濁っているから釣れないとは言えません。

 

日中、イカの数釣りをしたいなら、イカの潜む場所を狙い撃ちが手っ取り早いです。イカの隠れてそうなポイントの、なるべく近くにエギを落としてあげて(根がかり要注意)、しゃくり上げれば、イカが出てくることが多いです。

 

この釣り方の成否は、「キャスト精度」になります。狙った場所のできるだけ近くに、根がかりせずにエギを正確にキャストできる技術を磨くと、この釣り方で釣果が伸びます。イカの潜む場所が多いポイントは、「地磯」周りや、大き目の岩、石が底に多い場所です。この釣り方、「カサゴ釣り(アラカブ、ガシラ)」に近いと思います。

 

干潮前後のエギングでは、潮位の低い場所では、なかなか釣果が得られません(時間帯にもよります)。干潮前後の時間帯では、他の場所より、明らかに水深がある場所に(水深が5メートル前後以上あるような場所)、イカが移動していることがあります。干潮前後では、水深の浅い場所は「あまり釣れない」と見切りをつけて、ある程度、水深のある場所を狙うのが良いと思います。そのような意味で、干潮前後の時間帯は、「イカがいるポイント」をある程度、絞り込むことができるので、満潮前後よりも釣りやすいと感じることがあります。

 

満潮前後は潮が満ちていて、魚やイカの気配がプンプンしますが、なかなか釣れなくて、次はどこを狙おう?となった際にポイントを絞り込みにくいことがあります。