ドラグが出るのを喜ぶエギンガー

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あくまでも私の考えであり意見です。イカがヒットして、ドラグが出だして止まらないとか、そういう動画をたまに見かけます。毎回、こう思います。

 

「ドラグ、緩いだけでしょ。たいして締めてないでしょ」と。ドラグが緩いのが悪いと言ってるのではありません。ドラグが緩いからドラグが出て止まらないのは当たり前の話ですよと、私が思うだけです。

 

ドラグが出て止まらなくなって喜んでいる方をたまに動画で見かけますが、上がってきたイカはキロ後半無く、キロ前半とか結構あります。たまにキロ無いイカもあったりします。「キロ前半のイカでドラグが止まらないって、かなりドラグゆるゆるだな」と思ってしまいます。誤解しないでいただきたいのですが、ドラグが緩いのがダメとか悪いとか言ってるのではありません。

 

キロ前半程度のイカならドラグなどあまり出さず、お使いのロッドでガチンコ勝負でも特に問題ないと思います。かかりどころを気にして、身切れを恐れてドラグを緩め気味でしゃくっているみたいな意見を見聞きしますが、大きなイカは触腕でも太さと硬さがそこそこあり強いので、そうそう身切れは無いと思います。

 

ドラグゆるゆるでしゃくっていて、いざヒットした際にドラグが緩いためにフッキングがしっかりできないことによるバラシのほうが私は心配になります。

 

先月頭に、そこそこ大きいイカが釣れましたが、あの際は触腕ががりでした。ドラグはあまり出さず、強引にゴリ巻きしましたが身切れは起こらなかったです。ヒットから取り込みまで3分ほどです。イカが疲れていたから素早く取り込めたのでしょう。

 

キロ以上の大きいイカがかかって、取り込みまでに10分とか20分とか時間をかけてる動画を見かけますが、多くのケースが細身の軽量ロッドでのヒット、またはドラグが緩いためにイカがけっこう走ったなどです。傾向として、それではイカがあまり疲れません。イカを走らせて疲れさせるなど言う人がいますが、ドラグゆるゆるでイカを沖に走らせても、イカはたいして疲れません。

 

だから寄せたあとも何度も抵抗して、取り込みに時間がかかる。それを、「おお、このイカは元気だな~」と呑気なことを言ってる人がいますが、たんにイカが疲れてないだけです。それが悪いと言ってるのではありません。そういうエギングスタイルもあるだろうし、いいんじゃないと思うだけです。

 

イカを早く疲れさせて、抵抗少なくスムーズに取り込みたいならドラグをあまり出さずにイカとの引っ張り合いを本気ですること。これに尽きます。多少、イカが走ってもドラグを緩めるとか絶対にせず、すぐに引っ張って寄せる。延々と沖に走らせない。しっかりカンナがかかっていれば、そうそうバレません。

 

「ドラグがどんどん出ていって喜ぶなんて、いったいどういう了見でございましょうか?あなた、そのうちバラしますわよ」と思ってしまいます。

 

もし、イカのかかりどころが悪くて、ドラグを締めていたせいでバレたら、どうするんだ!?責任取れるのか?と思う方もいるかもしれません。

 

なんで私があなたのエギングの責任を取らないといけないのか。全て自己責任でやりましょう。何事も経験ですよ。一度でいいので、大きいイカが掛かった際にドラグきつめでやり取りしてみてください。経験すれば分かります。