とある動画を観てたら(某有名エギンガーの方が出てる動画)、「しゃくりのあと、糸ふけは取らない」みたいなことを仰ってました。どんな場面でも全く、糸ふけ(スラック)を取らないわけではないと思いますが、基本、しゃくりのあとは糸ふけ(スラック)は取らないということでしょう。
私も全く同じです。しゃくったあとはリールを一切巻かず、スラックは出したままです。初期の頃はスラックを取ったりしていましたが、「スラックを出したままのほうが釣れる(しかもアタリが分かりやすい)」と感じ始めてから、そのような釣り方をやってます。なお、スラックを出したままとは言っても、エギのフォールとともにスラックは自然に減っていきます。その途中でラインが動いたりしてアタリが出ることがあります。
なお、しゃくりのあと、スラックを出したままとは言っても、リールのベールは開けていません。しゃくりのあと、ベールをいつも開けてたら、いざアタリが出た時に合わせるのが遅れますので。ただ、エギング中、スラックが少ないと感じて、ベールを開けてラインを出すことはあります。もし、その際にアタリが出てラインが走ったりしたら急いでベールを戻して合わせるでしょう。これはあくまでもデイエギングでの話です。
「糸ふけ(スラック)」を無駄なもの、不要なもの、イカからのアタリを分かりにくくするもの(だから糸ふけは出さない)」などと考えているエギンガーの方がおられるのかもしれません。ナイトエギングだと、デイエギングとは少し違います。この記事はデイエギング向けの記事です。
「しゃくりのあとは糸ふけをなるべく取りましょう」という釣り方(考え方)もあるのですが、そうではない釣り方もあります。どちらかが正しく、どちらかが間違いってことはないです。どちらも正しい。ご自身がどちらをやりたいか?で決めれば宜しいと思います。
おそらく、「エギングにおいて、どういう釣り方をしたらいいか模索状態」の方が世の中に多いのだと思います。だから色々な意見を聞いて試してみる。それで良いと思います。そして自身に合いそうな釣り方は採用すればいいし、合わないものだったら採用しないでいいです。
そういう意味では、私のエギングスタイルは、ほぼほぼ固まっている状態です(出来上がっている)。「釣り方を模索すること(あの釣り方をやってみようかな~)」は現在はいっさい無いです。ただし、今日よりも明日のほうが釣れるようにと日々、自分の釣り方を、あれこれ考えてますし細かいアップデートはたくさんあります。
なお、その有名エギンガーの方はデイエギングに拘ってらっしゃるようです。私もどちらかと言えばデイエギング派です。ナイトエギングもやれば楽しいのですが、デイエギングも楽しいです。
糸ふけ(スラック)は無用の長物ではなく非常に大事なものです。よって、「デイエギングにて、しゃくりのあとは糸ふけはなるべく出さないようにリールを数回転、必ず巻きましょう」とか断言している動画には注意したほうがいいです(笑)。あくまでも個人の意見です。何を信じる信じないも自由です。