記事タイトルに「イカの重さ」を記載する理由

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今日はエギングに行ってません。明日は行く予定です。

当ブログの釣行記事では必ずタイトルに「イカの重さ、何杯釣ったか」を入れてます。リリースしたイカは目測になりますが、大きな誤差は無いと思います。持って帰るイカは自宅にて、タニタのスケールで重さを計測してます(ジップロック13gを引いた重さをタイトルに入れます)。

 

その理由は、「その釣行記事を読まなくても、その日、どれくらいの大きさのイカが何杯釣れたか」をタイトルを見ただけで分かってもらえるようにという考えからです。ブログタイトルで匂わせたり、興味を引いて記事を読んでもらおう(あわよくばアフィリエイトで物を買ってもらおう)という考えが私は全くありません。

 

私はブログを通して、「広告クリックで稼ごうとか、アフィリエイトで稼ごう。ロッド紹介記事(リンク付き)を書いて、そこをクリックさせて、楽天やアマゾンなどでロッドを買ってもらおう(購入金額の何割かが貰える)」など全く考えていません。私の価値観では、「そんなことに、うつつを抜かすよりも、本業に力を入れたほうがよほど稼げる」と思ってます(自前で仕事している人限定になります)。

 

別に当ブログの記事を読んでもらわなくても、私は何も困りません。読みたい人だけ、どうぞという気持ちです。

 

あとは「誰もそんなことしないのでやる(毎回の記事でイカの正確な重さを記事タイトルに入れること)」という理由もあります。私は人がやらないことをするのが好きです。

 

記事タイトルに、「釣れたイカの重さ」を入れることで、わざわざ記事を読んでもらわなくとも、その日の釣果が他者に正確に伝わるし、わざわざ記事を覗いてもらう手間が省けていいんじゃない?と思ったんです。

 

本日10月19日はエギングに行ってなく元気があるので、遠慮なく言いたい放題です。私が嫌いな言葉の1つに、「爆釣」というものがあります。もう、この言葉は嫌いです(笑)。この言葉が載っている動画やブログ記事で、「本当だ!すごい!爆釣だ!」と思ったことが、ほとんどありません(笑)。まあ、そのブログ主や動画主にとってはおそらく爆釣なんでしょうけど、私からすると、そこまで爆釣じゃない。

 

あとは、「デカイカ釣れた」と動画や記事に載っていて、「へ~、デカイカ釣れたんだ」と私が一部始終、その動画や記事を確認してみると、動画や記事が終わったのち、「はて?どこにデカイカ釣れた場面があったっけ?」と思うことが時々あります。私の中でのデカイカの定義はシーズンにより多少変わります。

春イカや夏イカの時期なら1キロ程度ではデカイカとは言えませんね。最低でも1.5キロ前後以上でしょうか(文句無しのデカイカは2キロ以上でしょう)。今の10月の時期なら1000gでもデカイカと言っていいのではないでしょうか。あくまでも私の考えです。

デカイカの定義も人ぞれぞれです。爆釣の定義も人それぞれです。そんな、「人によって受け取り方が違う言葉」を用いて、私みたいな偏屈者を困惑させるよりは、「何百グラム」など誰にも同じく伝わる単位で、記事や動画の周知を行うほうが「事実」が過不足なく伝わって良いのでは?と思います。

 

ところが、ブログや動画で稼ぎたい方は、そんなことをあえて、ほとんどしません。興味を引き付けて記事や動画を見てもらうと言う狙いがあるとすると、「何百グラムと、何百グラム・・・が何杯釣れた」という客観的な情報提示は適していないからです。

 

それよりも、「秋イカ 好調!」とか、「秋イカ 良型が入れ食い!」とか、「秋イカが爆釣!」、「デカイカが釣れた!」としたほうが確実に興味を引きます。あくまでも、それらはブログ主、動画主の主観によるものであり、「ウソ」ではありませんが閲覧者の受け取り方は様々です。

 

「タイトルに秋イカ好調ってあるけど、場所移動も何度かしていて、合計で5杯ぐらいしか釣ってないな。それもほとんどが200g以下だ。300g超えは1杯ぐらいだな。秋イカが好調・・・・。この動画、半分ウソだな」と思う、私のような捻くれ者がいないとも限りません(笑)。

 

以上、今日の問題提起を終わります。事実を過不足なく正確に伝えている釣りブログって、案外、少ないのかもしれません。最後にもう1つ。私の勝手な自論ですが、「ボーズ(釣果なし)」の釣行記事や動画をまったく出さない人は、私はあまり信用しないです(エギングスキルなど)。

 

どんなにエギングが上手い人でも、イカがいないところでは釣れないです。数多い釣行の中で、イカがいないポイントに遭遇することは必ずあるはずですが、その時の模様をきちんと記事や動画にしている人を、私は信用します。毎回、景気のいい釣行記事や動画ばかり出す人ほど「信用ならんわ、この人」と思ってしまいます(笑)。

 

「ボーズ釣行があったから、その人のエギング技術はたいしたことない(下手)」ということは全くないのですが、一般の方の中に、そのような認識を持つ方が結構います。プロなどは特にイメージが大事ですからボーズ釣行の動画や記事を表に出さないことがあるかもしれません。