エギングがうまくなるにはどうすればいいか?パート2

エギングが上手くなりたい
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ブログを通して色々な方とお知り合いになり、さらには一緒に釣行する話などが少し出てきました。皆さん、ありがとうございます。こんな私で良ければ一緒にエギングしましょう。私もまだまだ知らないことも沢山ありますので色々教えてください。

 

気が付けば私もいつの間にか「初心者」から、「中級者の端くれ」ぐらいに何とかなれたような気がしないでもないです。2021年の1月4日に、「13年ぶり」ぐらいに、まともにエギングを再開しました。その1月4日に150gほどのイカを2杯釣って嬉しくて興奮していたのが懐かしいです。そのくらい私は、昨年2021年までは本当のエギング初心者でした。

 

それから1年半以上が経過し、釣り上げたイカの数、サイズに比例するかのように、みるみる上達していったように思います。まだまだ下手なところもありますが、ようやくエギングが少しは分かってきたような気がします。

 

思うのは、「エギを投げて、そこにやる気のあるイカがいれば、何らかの反応が高い確率である」ということです。イカパンチや、ラインをすっと引っ張ってすぐに離すアタリなどです。またはエギにイカが付いてくるか。エギを投げて、底付近、中層、表層をきちんと通して、全く何も反応が無いなら、そこにイカはいないか、イカがいても、今のタイミングでは釣れないイカしかいないと考えたほうがいいかもしれません。そのような場合は回遊してくるイカをじっと待つのもいいでしょう。場所移動もアリです。

 

※ちなみに昨年2021年1月4日の時点での、釣ったイカの最高サイズは880gでした。2007年の冬にエギングを初めて、2008年の1月下旬に大分の波当津で880gを釣りました。その時はもう1杯釣れました(600g少し)。非常に寒かったのを覚えてます。2008年中は少しだけエギングをしてましたが(あまり釣れなかった)、2009年からは仕事が忙しくなり、経済的な余裕も無くなり、ほとんどエギングをしなくなりました。

 

エギングを始めたのは2007年冬ですが、これまでの間、エギングをしていない期間がかなり長く(10年以上、全くエギングしていなかった)、通算のエギング釣行回数も2021年1月4日の時点で20回に満たないほどでした。昨年までは本当に初心者だったということです。

 

とにかくエギングが上手くなりたい、その一心で「できることは何でもやる。エギングが上手くなるためなら、お金ならいくらでも出す(笑)」という考えで、エギングにお金をつぎ込みました。その一環で昨年はロッド買い漁りがありました。エギングDVDも沢山買いました。エギングの本も沢山買いました。シューズも色々試しました。ライフジャケットも色々試しました。エギも沢山買いました。

 

そして、とにかく釣り場に足を運びました。運動不足のくせに見知らぬ地磯ばかり探索していたため、昨年2021年は2回、足を捻挫しました。5月末頃に捻挫して、6月、7月、8月の夏イカ釣行がほとんどできず(足を痛めたのもあり、安全な堤防やサーフでキス釣りばかりしてました)、再び10月中旬頃に捻挫して、秋イカに良い10月後半から11月前半を逃しました。

 

釣り場に立つことで、イカが釣れない日でも多くの学びがありました。「潮の動き、潮止まり、潮が動くとはどんな感じか、良い潮の動きと、単に風や波で潮が動いているように見えるケースの違い」など身を持って体感しました。潮止まりは「音」で分かります。潮止まりのタイミングは無音にはなりませんが、音が少し静かになります。海面もあまり動かなくなります。

 

イカが釣れる場所、あまり釣れない場所も何となく、大体は分かってきました。釣れるタイミング、釣りにくいタイミングも分かってきました。

 

昨年2021年は色々な試行錯誤がありました。トライアンドエラーばかりです。私の自論ですが、「とにかくイカを釣ること」ばかり考えていても上達しないと思うのです。「イカが釣れないのは、どんな時か、どんな潮か、どんな場所か、どんなエギの動かし方か」などを沢山考えて、イカが釣れない経験をするからこそ、「イカが釣れるのは、こんな潮で、こんな場所で、こんなエギの動かし方ではないか」と考えが浮かび、それを試せると考えています。

 

今年2022年のエギングの釣果は、全て正直にこのブログで記事にしています。この記事をご覧になって、「この人、そこそこ釣ってるね~」と思っていただけるとしたら、それは、「2021年に散々、釣れない経験をしたこと」が今年の釣果の伸びに繋がっていると思います。今年、イカを釣るために、昨年1年間、沢山の数えきれないくらいの失敗やボウズを経験しました。長いスパンで考えたほうが上達に良いと思います。1年、2年、あまり釣れなくても、3年目でキロアップが5杯、10杯と釣れたら万々歳ではないですか。だから、「今は修行」と割り切るのも1つの考え方です。真面目に修行すれば、必ず成果が出ます(あとのほうに)。

 

イカ釣りが上手くなりたかったら、「釣れないことを真面目に経験すること(変な表現ですが)」、「釣れないからと言って不貞腐れず、その釣れない中で、なんとか釣ろうと試行錯誤すること」が大事だと思います。「釣れないから、や~めた(帰ろう)」というタイプの方はあまり上達しません(これがエギング始めたころの私でした)。「釣れればそれでいい。どんな釣り方でも、どんな場所でもいいから釣りたい」という方は上達しないと思ってます。

 

「なぜ釣れないんだ?場所が悪い?時間帯?潮回り?天気?太陽の光量?エギが悪い?フォールスピードが速い?遅い?ロッドが良くない?」など、色々考えることは沢山あります。

 

「今日はこのエギしか使わない。今日はスラックジャークしかしない。左右のダートしかしない。いつもより間隔を空けてしゃくる。フォールは5秒にする。フォールは10秒と長めにする」など、色々と、「縛り」を付けて1日、エギングするのも良い勉強になると思います。

 

「とにかく、考えられること、できることを、できる限りする」というのが私のエギングに対する接し方、取り組み方です。私はこういう「面倒くさい」ことを試みるのが好きです。

 

エギングをこれから真剣にやっていきたい方の何か参考になればと思います。

 

1つ言い忘れてました。「エギングが上手くなりたい!絶対に上手くなりたい!」という意気込みを出さないと(本気で持たないと)、上手くはならないです。私はいい年して恥も外聞もなく、「エギングが上手くなりたい!お金ならいくらでも出す!」と言ってるおかしなオジサンです。エギングが上手くなれるのであれば、こんなことはたいして恥ずかしくないです。

 

大きいイカが釣れたら、そんな恥ずかしさも吹っ飛ぶほど嬉しいし、誇らしい気分になります。それを私は5度味わいました(キロアップを今まで5杯釣った)。私は大きなイカが釣れるように腕を磨きます。大きなイカをたくさん釣りたいんです。キロアップが釣れると1週間は機嫌がいいんです(笑)。大きなイカが釣れると、子どもにも妻にも臨時のご褒美が出たりします。

 

志ある方、いましたら、私と共にエギングの腕を必死に磨きましょう。そして残りの人生をイカとともに(笑)、楽しく過ごしましょう。