本日午前8時30分より10時までエギングに行ってきました。場所はいつもの地磯です。ここ最近、海が荒れていましたが、「そろそろ落ち着いたかな」と期待しつつも、様子見の感じです。磯に着くと、まだ波は少々ありますがエギングできないほどではありません。
少し濁りがありましたが、私の経験上、この濁りはさほど問題ないだろうと判断しました。通常はもっと透明度が高いのですが、今日は濁っていてエギが見えにくいです。天気は快晴、気温は31℃、風は微風です。
磯に着いた頃は潮位が低下していたので、シャローではなく少し深い場所を狙ってみました。ロッドは2480円のトリプルステップエギです。エギは旧アオリーQです。何度かキャストしながら、久々のエギングのため、忘れかけてた勘を取り戻すべく「普通のエギング」をしてみましたが釣れません。
私が言う普通のエギングとは、多くのエギンガーの方々がよくされるようなショートジャーク続けて数回が1セットを繰り返すエギングです。何回かしゃくって、エギをフォールさせて、再度、同じテンポで数回しゃくってフォールが、私の中では「普通のエギング」と呼んでます。以前は私もこのようなエギングをよくやってました。エギは左右にダートしながら手前に寄ってきます。腕や手への負担が少ない釣法です。
「よし!やるか」と意を決して、最近よくやるエギングを開始しました。エギはそのまま替えません。普通のエギングの3倍から4倍疲れるしゃくり(自称マッスルジャーク)を主体とした私なりの釣法です。マッスルジャークの合間にスラックジャークを入れたり、稀にショートジャークを入れたりします。マッスルジャークのしゃくるスピードや回数や、しゃくりとしゃくりの間(時間)も、その都度、適当に変えます。ただ基本的には「マッスルジャーク後のフォールで食わせる」という趣旨の釣法です。
マッスルジャークは、その日の釣行の初めからやり始めると、腕や手首を痛める可能性があるので、まずは普通のエギングでウォーミングアップをしてから、体がほぐれてから行うようにしてます。
「2480円の安いロッドでマッスルジャークが上手くできるだろうか」と不安でしたが、エギの動きを見ると、まずまず思い通りの動きになっていたので、とりあえずマッスルジャークはできそうです。水深7メートルのところでマッスルジャークを繰り返していると、午前8時41分頃、ラインが沖側に走ったので合わせました。手応えは軽いです。170g前後のイカでした。エギは旧アオリーQのブラウン系の色です。リリースしました。「やはり濁りはあれどイカは釣れるな」と分かったので、少しやる気が出てきました。
続けて同じ水深7メートルの付近を探っていきます。エギの色を少し変えました。マッスルジャークを数度繰り返す際に、それぞれしゃくりのスピードを変えたりしてました。言葉で説明するのが難しいほど、ランダムなテンポでのしゃくりです。その後、エギをフォールさせていると、ラインがピン!と張り、勢いよく沖側にラインが走りました。「来た来た!」とラインを少し走らせたところで思いっきり合わせると、先ほどのイカよりも明らかに重い手応えです。ドラグが緩かったせいか少し出ました。「来た?(キロアップ?)」と一瞬思いましたが、その後の手応えが軽すぎました。
「500gも無い」とすぐに分かりました。とりあえずリールを巻いてイカを寄せます。300gはあきらかに超えてそうで、推定400g前後のイカでした。この程度のサイズを狙っているわけではないのでリリースしました。午前8時56分頃にヒットです。このイカが今日1番大きかったイカです。↓のようなエギでヒットしました。
その後は100gも無さそうな小さいイカが1杯釣れたのみです。リリースしました。
今日のエギングは旧アオリーQのみ使いました。毎回ではないですが、旧アオリーQはアタリの出方が派手というか、明らかに獲物と認識してるかのようなアタリが目立ちます。私の釣り方と旧アオリーQが合っているのかもしれません。今のところ、アタリが分かりやすくて使っていて楽しいエギです。1つ800円前後で購入しています。
今日のコンディションで、この程度、釣れるなら、もっとコンディションが良い時は期待できます。私個人としては夏イカは釣りやすいです。暑ささえ乗り越えれば、良きタイミングで楽しいエギングになりやすいです。
2480円のトリプルステップにだいぶ慣れました。硬さが好みではありませんが、我慢して使ってます。少し柔いロッドなので合わせの際に力が入らない感じがありますが仕方ありません。