週末がエギングに行けなかったので本日、月曜日、午前9時から10時30分まで行ってきました。場所はいつもの地磯です。釣果はありません。
本日の天気は小雨、風が北から少々、気温は7度くらいですが、小雨が降り太陽が照らないので体感上は寒く感じます。また、今日はウェーダーを履かずにズブ濡れで磯に渡ったので余計に寒いです。途中、足が寒くて、濡れた靴下を、新しい靴下に変えました(それでも足は冷たいです)。
ウェーダーは濡れるのを防ぐ点では良いのですが、機動力は下がりますし、万が一、転倒や落水でもすると下半身が浮いたりして溺れる可能性があります。私が行くような地磯ではウェーダーは履かないほうが「安全」という認識ですが、気温0度前後など、どうしても寒さが耐えられない時のみ履いてます。寒さのピークは過ぎた感があるので、これからの時期はウェーダーを履く機会は少ないでしょう。
今日の波は0.7メートルなど情報で得てましたが、磯に立つと1メートル以上ありそうです。明らかにうねってます。波の高さは少し程度ならイカの食い気にプラスに働いたりしますが、ある程度を超えるとマイナスに働くように思います。大荒れとまではいきませんが、ちょっと荒れてる感じは受けます。とは言え、釣り場に立ててますから絶対に釣れないことはありません。
とりあえずエギングをやってみましたがアタリがありません。ワンド内のウネリと複雑な海流の影響なのか、エギの位置が想定と違う場所にあったり、しゃくりの際の手応えがおかしい感じがしたりチグハグな感じが続きました。一言で言えば、「まともなエギングができず、何をやっているか分からない感じ」です。そのため、普段なら根がかりさせない場所でエギを2つ根がかりで無くしました。夏とか秋なら、このようなコンディションでも案外、釣れたりするのですが、冬はそうもいかないのでしょうか。
使用したロッドはグローリーフィッシュのNEOS 86MLです。今日のコンディションが良くなかったせいなのか、イマイチ、このロッドの良さが感じられず、むしろ低価格ロッドの粗が少々感じられました。「ビーストスナイパー806なら、こんな時でも無問題なんだけど」と思いつつ辛抱して使ったと言っていいでしょう。エギングには少々、酷な状況下でこそ、そのロッドの真価が分かります。
波風穏やかな時なら、どんなロッドでも普通にエギングできます。私は波風穏やかでない時もエギングします。そのような時でも、いつものエギングができるロッドとして、アレスのビーストスナイパー806を選びました。悪いコンディションでエギングされることが多い方に一考の価値があるロッドです。
今日の釣行は間接的に、ビーストスナイパー806の良さを再認識することになりました。早くもビーストスナイパー806を使いたい衝動に駆られてますが、この前の記事でお伝えの通り3月15日まではグローリーフィッシュ NEOS 86MLを使います(笑)。これも修行だと思って頑張ります。ともすると、人間は楽なほう、便利なほう、簡単なほう、楽しいほうに流れがちです。時に自ら、難しいほう、辛抱が必要なほう、困難が伴うほうに身を置くことで得るものがあります。
上達したいなら、「楽をしないこと」だと思います。